2008年04月11日
ボレイ末の正体
これって本当に良く見るけど、牡蠣が原料なんだね。
貝殻は牡蠣(ボレイ)といい、焼成してから粉砕した粉は日本薬局方に「ボレイ末」として記載の生薬である。ボレイの歴史は古く梁の陶弘景が神農本草経を修訂した『神農本草経集注』に収載されている。現在市販されているものはマガキの左殻が普通である。
「ボレイ末」は炭酸カルシウムCaCo3が主成分で、リン酸塩、他マグネシウム、アルミニウム、ケイ酸塩、酸化鉄などを含有する。
薬理作用 として、かき肉には、血糖低下 (カキ身エキス) 、免疫増強作用 (中性多糖類) 、牡蠣制酸などの作用があるとされる。
また処方例として、安中散、桂枝加竜骨牡蠣湯、柴胡加竜骨牡蠣湯などに使われる。また農薬として、長期的に使用すると除草効果(雑草の根張りが悪くなる)があるとされる。
薬用以外には、天然炭酸カルシウム(牡蠣灰などとも呼ばれる)として、消しゴムの添加剤などの工業用や食品添加物、砂糖精製用助剤などに利用することも行われている。
その他食材以外
カキ油
カキ油(オイスターソース)は中華料理の重要な調味料。中国マカオのものが著名。
干しガキ
干しガキ(蠔豉、ハオチー)は中国広東省で製造、使用されている調味用食材。カキのむき身を塩ゆでしてから日干しにしたもので、うま味を出すのに使われる。
貝殻
貝殻は牡蠣(ボレイ)といい、焼成してから粉砕した粉は日本薬局方に「ボレイ末」として記載の生薬である。
養殖
海苔の養殖などに貝殻が利用される場合もある。
海水の浄化
水を綺麗にする効果があるといわれ、現在実験中である。
流通に係わる法制度
東京都では食品として安全に流通させる為に、生食用かきを取り扱う場合、保健所長への届出を必要とさせている。届け出を行うと『生食用かき取扱い届済』ステッカーが交される。[3]同時に、大腸菌、腸炎ビブリオ、腸管出血性大腸菌O157、ノロウイルス、貝毒等の項目の検査と履歴の保存を指導している。また、生食用かきが原因となる食中毒が発生した際に、速やかな調査と食中毒事故の拡大を防止する目的で、採取海域の表示を義務付けている。
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